男性と女性とでどれだけ体力差があるものだろうか
小生の実体験を通じた話を聞いてもらえるだろうか。
小生の実体験を通じた話を聞いてもらえるだろうか。
小生は学生時代柔道部に所属していた。
もっとも医学部の柔道部であるのでさほど強いわけではない。
いや、ずっと弱い方であったと思う。
その部の中でも小生はあまり強い方ではなかった。
試合では補欠であった。
当時春休みに合宿をするのが常であった。
日高の富川というところへ行って合宿をするのである。
ここには、天理大の柔道部の出身者とか、強い人が大勢いた。
ある日、練習試合をしようということになった。
向こうのメンバーの中に女子がいたのである。
今でこそ、女性で柔道をやっている人は珍しくなくなったが、当時は非常に珍しかった。小生も女性で柔道をしている人を初めて見たくらいだ。
1994年のころである。
ちょうど、漫画「やわらちゃん」の連載が始まった頃であろうか。
練習試合は1列に双方が並んで向かいの人と試合をすることになった。
小生は「あの女の人と当たるのは嫌だな」と内心思っていた。
負けたら何を言われるかわからない。
その女性は全道3位だそうだ。
稽古する姿を見ても、「女だてら」に柔道をするくらいだから、センスも才能も十分だ。
小生あたりだと一敗地に塗れる(まみれる)可能性も十分にあると考えられた。
すると豈図らんや、小生がその女性と試合をすることになってしまった。
試合が始まった。
さすがに全道3位。上手い。センスも抜群だ。
盛んに足払いをかけてくる。こちらは特にやることもない。
このままではジリ貧は明確であった。
仕方がないので、小生は力任せに両袖を下に押し下げた。
すると意外なことに、その女性は体の芯が抜けた様になり畳の上に倒れ込んだ。
力を入れて畳に押さえつけるともう動けない様であった。
私は余裕を持って袈裟固めで抑え込んだ。
そして勝ったには、勝った。
今までの稽古でこのように両袖をぐいっと下げて転がしたことはない。
こんなことをしても転ぶ人は誰もいなかった。
しかし、この女性はそれで畳の上に転がってしまったのである。
もっとも今では女子柔道のレベルは当時と比べて段違いであろう。
小生などが出て行けば、全道3位クラスになると、簡単に粉砕されるだろう。
青春の一情景であるが、この記事を見て思い出した。
これが男性と女性の体力差ではないかな、と感じている。
パリ五輪で“性別騒動”アルジェリアのボクサー、生物学的な男と判明
2024年11月5日 中央日報配信
2024年パリ五輪の女子ボクシング66キロ級の金メダリストで、試合中にずっと性別論争に巻き込まれていたアルジェリアボクシング選手のイマネ・ケリフが生物学的に男だという医療報告書が流出した。
5日(現地時間)、ヒンドゥスタン・タイムズ、ザ・タイムズ・オブ・インディアなど外信によると、フランスのジャーナリスト、ジャファル・アイト・アウディア氏が確保した文書を通じて、ケリフは内部の睾丸とXY染色体を持っていることが分かった。特に、ケリフは5-アルファ還元酵素の欠乏障害があることが明らかになったが、これは男性に限って発見される。
フランス・パリのル・クレムラン・ビセートル病院とアルジェリアのモハメド・ラミン・ドゥアキン病院の専門家らは昨年6月、同報告書を作成した。報告書では、ケリフの生物学的な特性、例えば、内部睾丸の存在と子宮の不在などについて説明する。
ケリフはXY染色体を持っていることが明らかになり、昨年、国際ボクシング協会(IBA)を通じてインド・ニューデリーで開かれる世界選手権の金メダル競技への参加が禁止された。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)は偏向判定と審判買収、賄賂などを理由にIBAを2020東京五輪から退出させ、パリボクシングユニット(PBU)というIOC傘下の別途機構を作って運営してケリフを女性と認めた。その結果、2024年パリ五輪で女子ボクシング66キロ級の金メダルを獲得した。
五輪後でも相次ぐ性別騒動を受け、ケリフは法的対応に乗り出したことがある。ケリフは「他の女性と同様に私は女性であり、女性として生まれて女性として生きてきた」として自身に性別疑惑を呼び起こした小説『ハリー・ポッター』を書いたJ・K・ローリング氏、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営者)などをオンラインいじめ疑惑で告訴した事実が今年8月に知らされた。