2024年8月23日金曜日

子宮頸がんワクチンを客観的に評価してみよう

子宮頸がんワクチン 打つべきか 打たないべきか それが問題です。
それを判断するには、いろいろな情報が必要。
それを分析してみることが大切でしょう。

厚生労働省から、ワクチン推しのパンフレットが出ているのでこれから情報を集めてみよう。



まず子宮頸がんワクチンの好発年齢について考えてみよう。
パンフレットに以下のように好発年齢のグラフが載っていた。


 我が国では子宮頸がんワクチン接種は、2010年から始まりました。
 この時に、11歳から16歳の女子を対象に接種が始まりました。
 しかし、副作用、後遺症が続出して、2013年に政府の勧奨は中止となりました。
 2011年に16歳だった人は今、30歳です。
 上のグラフでは、そろそろ子宮頸がんにかかる人も出始めるころです。
 つまりまだまだこのワクチンが有効なものであったか、どうか、判定できる時期ではないということです。子宮頸がんのワクチンは我が国でその有効性が確かめられていません。
 とにかく40歳代が好発年齢。今、30歳の人が50歳になるころにはデータが揃って、ワクチンの有効性が分かるのではないでしょうか。
 それまであと20年かかるということです。



 あと、子宮頸がんにかかると、治療として手術で子宮を摘出するということがある。 
 すると「子供を産めなくなるぞ」という人もいます。
 しかし、あくまでも好発年齢は40歳代。
 
 今や40代で初めての出産をする女性も珍しくなくなりました。しかし、母体にとってなかなか大変です。
 出来るものであれば35歳くらいまでに出産は終えておきたいものと考えるのが普通ではないでしょうか。
 実際に40代の出産はそう多いものではないと思います。
 つまり何が言いたいか?
 子宮頸がんの好発年齢の前に出産してしまうのが今でも普通だということです。
 「子宮頸がんになったら子宮を摘出しなければならなくなって子供が産めなくなるぞ」というのは、おかしな脅し文句に過ぎないのではないか、と私は思います。

 女性が生涯に子宮頸がんにかかる割合は 1.3% だそうです。
 そして子宮頸がんで死亡する方の割合は 0.3% です。
 こう聞くと何か怖いな、と思うでしょうが、
 今、日本人の二人に一人がガンにかかります。
 そして、3人に1人がガンで亡くなります。

 その事から見ると、子宮頸がんにかかる割合、死亡する割合 ずいぶん低いものと見ることもできるでしょう。
 そういうものかな、と思うだけでも良いのではないでしょうか。


 これは傑作です。
 子宮頸がんワクチン。打てばもう一生子宮頸がんにかからないと思っていませんか。
 パンフレットにこのうような「せりふ」がありました。
 終生免疫ではないということです。


 「少なくても12年維持」とは・・・
 12年経てば効果がなくなることもある、ということですね。
 11歳で打ったら23歳で効果がなくなる、こともある、ということ。

 ちょっと人を馬鹿にしたようなセリフです。

 例を挙げると・・・
 夏休みに1ヶ月くらいバイトして、15万円ほど貯めて良いギターを買うぞ、とかバイクを買いたい、とかいう学生さんがいたとしましょう。
 その人にあるバイト説明会で「少なくても5万円稼ぐことができます・・」と聞くようなもの。
 「えっ」という感じでしょう。

 最後に
 2022年から子宮頸がんワクチンの勧奨が再開されました。 
 と思ったら、私の知り合いの知り合いの中二の娘さん
 このワクチンを打って歩けなくなったそうです。

 すぐにこのような話が出てきます。
 「知り合いの知り合い」となると、その頻度はだいたい1000人から3000人に一人。
 あるいは、多く考えて10000人から30000人。

 そうなると、知り合いにこの子宮頸がんワクチンで上記のような異常が起こったとすると、その異常の発現率は1/1000から1/30000となる。大雑把であるが。

 これは、0.003%から0.1%となる。
 子宮頸がんで亡くなる方は全女性に対して0.3%。
 ワクチンで異常の出る率が0.003%から0.1%とすると、危険性が高いワクチンということは言えないだろうか。
 
 このような悪い話が多すぎます。それ故に2013年に中止になったのです(厳密には厚労省が勧奨を止めた)。
 
 このような現実をお踏まえください。

追)
You Tubeを見て驚きました。
若い女性が出てきて、子宮頸ガンになった、と。
ワクチンを打たなかったことを後悔している、と。

しかし、どう見ても20代、あるいは30代前半。
子宮頸ガンの好発年齢よりはるかに早い。

ひとつの宣伝ではないでしょうか。
ワクチンを打ったからといって、100%、あるいはそれに近い確率で防げるものではない。
 それよりも大変な確率でワクチンによる障害の出る確率が高そうです。その辺の考察をきちんとしたいところです。
 一度失った健康はなかなか取り戻せません。

参考記事
女性は要注意。子宮頸がんワクチンの薬害リスクは、死亡リスクの最大1889倍!?

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