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私は思うのだが、蠱ワクリチン惑を打った人はこのような活動をする時には注意したほうが良い。
ほぼ全員が「蠱ワクリチン惑を打つ前の自分ではない」ということを知るべきだ。
わかる方法は簡単だ。
血液検査で自分の抗コロナ抗体を測ってみるとよい。
正常値は50以下。
でもきっと高い値を示しているだろう。
これは武漢型のものです。
武漢型の蠱ワクリチン惑はとっくの昔にもういないのですから、ワクチン由来です。
これは体の中で蠱ワクリチン惑のスパイクタンパクが何かをやっているか
あるいは、スパイクタンパクはもういないが、体が勝手に作る癖がついているのか、どちらかです。
どちらにしても体に負担がかかっているいうということ。
私はサッカーをやるな、なんて言わない。
やるとしたら十分に自重する。
ワクチンを打つ前は10やれたな、と思ったら
7-8くらいにしておく。
40歳のリクリエーション・サッカーならなおのことです。
10やれたら・・・と言ってもこの人たちは、若い頃の往年の自分を思い浮かべている。
そのイメージの半分、というところで頑張られたら良い、と思う。
今回のは不幸なケースであると思う。
くそ暑さに、不運。そしてひょっとしたら蠱ワクリチン惑。
皆様もお気をつけください。
熱中症対策は守っていたが…埼玉県サッカー公式戦に出た40代男性の「心筋梗塞で死亡」はなぜ起きたのか夏季スポーツは「命を落とす引き金」になる島沢 優子ジャーナリストPRESIDENT Online
40代の男性がサッカーの試合後に死亡
「災害級の暑さ」は単なる比喩ではなかった。
埼玉県内のグラウンドで7月2日、県シニアサッカーのオーバー40(40歳以上)2部リーグの試合後に倒れた40代の男性が亡くなった。埼玉県シニアサッカー連盟から報告を受けた公益財団法人埼玉県サッカー協会によると、試合終了後のチームミーティングの場などで目立った異変はなかったという。
埼玉県内のグラウンドで7月2日、県シニアサッカーのオーバー40(40歳以上)2部リーグの試合後に倒れた40代の男性が亡くなった。埼玉県シニアサッカー連盟から報告を受けた公益財団法人埼玉県サッカー協会によると、試合終了後のチームミーティングの場などで目立った異変はなかったという。
試合開始は12時55分と最も暑さが厳しくなる時間帯である。前半開始時の気温は36.6度と高かったものの、湿度は36.4%と低かった。そのため「暑さ指数」と言われるWBGT(湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標)は13時時点で28.3℃。公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が定めた「熱中症対策ガイドライン」にある「WBGT=31℃以上となる時刻に試合を始めない(キックオフ時刻を設定しない)」つまり中止勧告に当たらなかったため、試合を開始した。
シニアは30分ハーフで選手交代は自由。前後半1回ずつのクーリングブレイク(全員を強制的にテント内のベンチまたはピッチ付近の日陰で休ませる)も設けた。後半開始ごろの13時36分時点は気温35.3度、湿度36.8%。暑さ指数は27.4℃と下がっている。試合は14時06分に終了し、ミーティング終了した際にチームメイトが男性に「大丈夫か?」と声をかけたという。だが、男性は「大丈夫だ」と答えている。チームが解散したのが14時30分。それぞれマイカーなどで帰路につくなどした。
そしておよそ10分後。大会関係者が水飲み場で倒れている男性を発見した。
シニアは30分ハーフで選手交代は自由。前後半1回ずつのクーリングブレイク(全員を強制的にテント内のベンチまたはピッチ付近の日陰で休ませる)も設けた。後半開始ごろの13時36分時点は気温35.3度、湿度36.8%。暑さ指数は27.4℃と下がっている。試合は14時06分に終了し、ミーティング終了した際にチームメイトが男性に「大丈夫か?」と声をかけたという。だが、男性は「大丈夫だ」と答えている。チームが解散したのが14時30分。それぞれマイカーなどで帰路につくなどした。
そしておよそ10分後。大会関係者が水飲み場で倒れている男性を発見した。
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迅速に救命措置がとられたが病院で息を引き取った
様子からすると、水を頭からかけているところで意識を失ったようだったという。大会運営関係者らが駆けつけ、人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生を試みた。当日の参加者に消防士や警察官がいたため、素早い処置がとられたそうだ。
手配された救急車が15時に現場へ到着。蘇生等の措置を引き継いだ後、15時20分にはドクターヘリがグラウンドに着陸した。周囲の人たちが男性に気付いたおよそ40分後にはヘリが到着している点から、発見段階で重篤であると判断されたと考えられる。
ドクターヘリは男性を乗せ15時45分に離陸。運び込まれた救急病院で必死の救命措置がとられたものの、当日19時ごろに死亡が確認された。病理解剖で判明したかは確認できないが、死因は心筋梗塞と診断された。
手配された救急車が15時に現場へ到着。蘇生等の措置を引き継いだ後、15時20分にはドクターヘリがグラウンドに着陸した。周囲の人たちが男性に気付いたおよそ40分後にはヘリが到着している点から、発見段階で重篤であると判断されたと考えられる。
ドクターヘリは男性を乗せ15時45分に離陸。運び込まれた救急病院で必死の救命措置がとられたものの、当日19時ごろに死亡が確認された。病理解剖で判明したかは確認できないが、死因は心筋梗塞と診断された。
熱中症研究の第一人者で、医師、医学博士でもある早稲田大学人間科学学術院体温・体液研究室の永島計教授は「(心筋梗塞かどうかは)血液のサンプルでもわかるが、時に似た値が熱中症によって上昇する可能性もあります。運動などによる強い脱水は心筋梗塞の発症リスクなので、暑熱下での運動は強く関係すると思います」と警鐘を鳴らす。
男性はサッカー経験者。詳細な経歴は不明だが、オーバー40のチームに登録したのは今年度から。練習試合1回と公式戦1試合に出場し、7月2日の試合が3試合目だった。
男性はサッカー経験者。詳細な経歴は不明だが、オーバー40のチームに登録したのは今年度から。練習試合1回と公式戦1試合に出場し、7月2日の試合が3試合目だった。
大会はガイドラインに従って開催されていた
前所属のチームでどのくらいの競技頻度があり、どれくらいブランクがあったのか、もしくはなかったのか。また、当日どのような体調だったかも今となってはわからない。
「熱中症予防に関しては、毎年通達を出してきた。特に小中学生といった子どものほうを気をつけていたが、大人も危険なのは同じこと。盲点でした」(県サッカー協会)。
わかっているのは、大会関係者は当日、JFAが定めたガイドライン通りに運営していたということだ。WBGTが28℃以上となる時刻が試合時間に含まれる場合に講じなければいけない「JFA熱中症対策<A>」(下図)をクリアしていた。
「熱中症予防に関しては、毎年通達を出してきた。特に小中学生といった子どものほうを気をつけていたが、大人も危険なのは同じこと。盲点でした」(県サッカー協会)。
わかっているのは、大会関係者は当日、JFAが定めたガイドライン通りに運営していたということだ。WBGTが28℃以上となる時刻が試合時間に含まれる場合に講じなければいけない「JFA熱中症対策<A>」(下図)をクリアしていた。
この日は午前中から他のチームも試合をしていて、WBGTの記録は朝からすべてとってあった。が、一日通して30を超えたことは記録上にはなかった。つまり、猛暑の中で無理に試合をやったわけではなかった。さらにいえば、仕事を持ちながらサッカーを愛好する成人の場合、時に集まる人数が11人ギリギリで交代するベンチメンバーがいない状況で試合をすることもある。ただ、この日男性のチームは監督兼選手1人を含め14人いた。男性はフル出場したが、無理してプレーした形跡はない。
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なぜ死亡の公表を控えていたのか
県サッカー協会はJFA並びにJリーグに報告。その後Jリーグは7月14日からWBGTにかかわらず、飲水タイムを設定し、なおかつスタジアムにいる観客に対しても飲水を周知したという。
これまで公表を控えてきたことについては「県シニア連盟を窓口に、現況の情報と報告は適宜受けておりましたが、ご遺族の心中や状況を考えたときに、この件がどこまで情報として流布されるかということに対し相当な配慮をしなくてはいけないと考えた」(県サッカー協会)。
「受け取り方によっては悪意のある憶測や不要な憶測が表面化し、遺族の方へ被害が及ぶかもしれない。よって、亡くなった方やご遺族のプライバシーを一番の優先順位として、まずは県内の各連盟、各関係の長へ報告するにとどめているところです」
昨今、SNS上の誹謗中傷による被害が社会問題化していることを重く見たのだろう。ところが、この事案はすでにSNSで拡散されている。複数の他県指導者から「埼玉県でプレー後に熱中症の死亡事故があったと聞いたが、当日の気温、WBGTなど、どんな状況だったのか聞きたい。情報がないと対策も打てない」と嘆く声を耳にし、筆者は取材を始めた。
このデジタル時代、迅速な情報伝達は必須に違いない。直接の死因は熱中症ではなかったものの、試合後に倒れたのは事実。重く見たからこそ県協会もJFA、Jリーグ等に連絡をし、Jリーグも対策を講じたのだろう。中央組織以外にもこのことを共有し、同じサッカー人やスポーツ界に注意喚起するのが公益財団法人の責務ではないだろうか。
これまで公表を控えてきたことについては「県シニア連盟を窓口に、現況の情報と報告は適宜受けておりましたが、ご遺族の心中や状況を考えたときに、この件がどこまで情報として流布されるかということに対し相当な配慮をしなくてはいけないと考えた」(県サッカー協会)。
「受け取り方によっては悪意のある憶測や不要な憶測が表面化し、遺族の方へ被害が及ぶかもしれない。よって、亡くなった方やご遺族のプライバシーを一番の優先順位として、まずは県内の各連盟、各関係の長へ報告するにとどめているところです」
昨今、SNS上の誹謗中傷による被害が社会問題化していることを重く見たのだろう。ところが、この事案はすでにSNSで拡散されている。複数の他県指導者から「埼玉県でプレー後に熱中症の死亡事故があったと聞いたが、当日の気温、WBGTなど、どんな状況だったのか聞きたい。情報がないと対策も打てない」と嘆く声を耳にし、筆者は取材を始めた。
このデジタル時代、迅速な情報伝達は必須に違いない。直接の死因は熱中症ではなかったものの、試合後に倒れたのは事実。重く見たからこそ県協会もJFA、Jリーグ等に連絡をし、Jリーグも対策を講じたのだろう。中央組織以外にもこのことを共有し、同じサッカー人やスポーツ界に注意喚起するのが公益財団法人の責務ではないだろうか。
ガイドラインは守られていたが命は守れなかった
なんといっても、私たちは「過去最大級の暑さ」と言われる夏を迎えている。にもかかわらず未だ大人も、夏休み真っただ中の小中高校生も練習や試合に励んでいる。そのなかで、山形県米沢市で部活動を終え帰宅途中だった13 歳の女子中学生が7月30日、熱中症の疑いで搬送された後に死亡した。この事実を深刻に受け止め、予防策を講じるべきだろう。
そのためにはこの埼玉事案も、理由を探り整理しなくてはならない。交代メンバーはいた。熱中症ガイドラインも守られていた。では、何をどうとらえ直し、何をすべきなのか。
そのためにはこの埼玉事案も、理由を探り整理しなくてはならない。交代メンバーはいた。熱中症ガイドラインも守られていた。では、何をどうとらえ直し、何をすべきなのか。
2020年から本格的にパンデミックに陥った日本は昨年までの3年間、多くのスポーツが夏の間の活動をフルに行っていない。これはサッカーも同じだ。試合や練習など、かなり制限されてきた。4年ぶりにフル稼働する夏なのだ。
しかも、この4年間で地球温暖化の影響がさらに大きくなっている。九州から北海道に至るまで、所々で猛暑日(最高気温35度以上)となり40度に迫る地域も多い。関東でも、熱中症警戒アラートが発表される猛暑が続いている。
想像以上に暑い。だから、私たちはテレビで連日猛暑を示す真っ赤な日本地図を見て驚いている。それなのに、現場のスポーツ関係者も、筆者も含めたメディアも、3年間の空白が危機感を鈍らせていたのではないか。猛暑のスポーツにもっと注意を促すべきではなかったか。
しかも、この4年間で地球温暖化の影響がさらに大きくなっている。九州から北海道に至るまで、所々で猛暑日(最高気温35度以上)となり40度に迫る地域も多い。関東でも、熱中症警戒アラートが発表される猛暑が続いている。
想像以上に暑い。だから、私たちはテレビで連日猛暑を示す真っ赤な日本地図を見て驚いている。それなのに、現場のスポーツ関係者も、筆者も含めたメディアも、3年間の空白が危機感を鈍らせていたのではないか。猛暑のスポーツにもっと注意を促すべきではなかったか。
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ガイドラインの基準に問題はなかったのか
前出の永島教授は「年々状況は悪化している」と話す。永島教授は4年前の2019年に『40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術』(DOJIN文庫)を上梓した(当初は単行本)。タイトルは編集者がつけたものだが、当時は「40度超えの日本列島なんて大袈裟だ」というようなことを言われた。
「だが、今はもう誰もそんなことを言わなくなった」
教授の予想はわずか4年で現実に限りなく近づいてしまった。加えて気象の専門家によると、これまで世界の平均気温上昇は100年に一度だったのが、「地域によっては10年に一度上昇している」(永島教授)。
並外れて気温が高い場所も過去あったが、現在はそれが局所ではなく日本中ある程度の範囲に猛暑が広がっているという。つまり、私たちは想定外のところでショックを受けたまま立ちすくんでいる状態なのかもしれない。
永島教授は「まず気象がかなり変わってしまっているっていうことを、もっと認識しなければいけません。そのうえで行動パターンを変える必要があります」と問題提起する。
「だが、今はもう誰もそんなことを言わなくなった」
教授の予想はわずか4年で現実に限りなく近づいてしまった。加えて気象の専門家によると、これまで世界の平均気温上昇は100年に一度だったのが、「地域によっては10年に一度上昇している」(永島教授)。
並外れて気温が高い場所も過去あったが、現在はそれが局所ではなく日本中ある程度の範囲に猛暑が広がっているという。つまり、私たちは想定外のところでショックを受けたまま立ちすくんでいる状態なのかもしれない。
永島教授は「まず気象がかなり変わってしまっているっていうことを、もっと認識しなければいけません。そのうえで行動パターンを変える必要があります」と問題提起する。
「例えば、サッカー協会の熱中症ガイドラインは、元気な人たちを前提に考えられたものなわけです。そこをもっと考えなくてはいけません。寝不足とか体調不良だったり、血圧の薬を飲んでいるとか、成人病関連の因子があればそれもリスクになります。もっと個別ベースで考えたほうがいいでしょう」
したがって、例えばガイドラインの基準から2段階ほど落とすなど工夫を勧める。
「WBGTが31で試合中止なら、ご自分たちでローカルルールを試験的に作って29にしてしまうといった工夫は必要かなと思います。それはちょっと各論になってしまうので、例えばスポーツドクターとかトレーナーなどに相談してもいいでしょう」
したがって、例えばガイドラインの基準から2段階ほど落とすなど工夫を勧める。
「WBGTが31で試合中止なら、ご自分たちでローカルルールを試験的に作って29にしてしまうといった工夫は必要かなと思います。それはちょっと各論になってしまうので、例えばスポーツドクターとかトレーナーなどに相談してもいいでしょう」
死亡事故で亡くなった人の7割に肥満傾向がある
さらに言えば、子どもでも、大人でも、肥満傾向のある選手は熱中症リスクが高い。本人も周囲も注意を向けなくてはいけないという。日本体育協会の調べ(1990~2012)で、学校管理下の熱中症による死亡事故で肥満傾向にあったケースが7割以上というデータもある。
「運動しているときは熱源として筋肉が多いのですが、そこに脂肪が多かったりすると、物理的に熱が逃げなくなってくる。肥満はリスクだともっと周知してほしい」(永島教授)。
「運動しているときは熱源として筋肉が多いのですが、そこに脂肪が多かったりすると、物理的に熱が逃げなくなってくる。肥満はリスクだともっと周知してほしい」(永島教授)。
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神奈川県は社会人リーグの開催を1カ月延期
今回の事案を受けて埼玉県サッカー協会は社会人リーグの開催を1カ月ずらした。が、当事者ではない一般社団法人神奈川県サッカー協会も同じように社会人1部リーグの8月開催分を9月に延期した。同協会の中村元彦FAコーチはこう話す。
「埼玉県の事案を聞いた1種社会人部会の責任者から、夏はできれば避けたほうが良いので、調整可能なところから改善する判断をしたと報告がありました。ちょうどコロナが収束に向かい、いろいろなことが通常運転になる時期なので、このこと(熱中症対策)も含めて育成年代の年間スケジュールの改革を考えなくてはと思っていました」
社会人リーグの延期を受けて、中学生年代(ジュニアユース)や女子のリーグ戦もガイドラインの基準値を超えたときは迷わず延期に、夏休み中リーグ戦がない小学生はカップ戦が多い時期ではあるものの、自主的に中止・延期に動く考えの人達は少なくないという。
「埼玉県の事案を聞いた1種社会人部会の責任者から、夏はできれば避けたほうが良いので、調整可能なところから改善する判断をしたと報告がありました。ちょうどコロナが収束に向かい、いろいろなことが通常運転になる時期なので、このこと(熱中症対策)も含めて育成年代の年間スケジュールの改革を考えなくてはと思っていました」
社会人リーグの延期を受けて、中学生年代(ジュニアユース)や女子のリーグ戦もガイドラインの基準値を超えたときは迷わず延期に、夏休み中リーグ戦がない小学生はカップ戦が多い時期ではあるものの、自主的に中止・延期に動く考えの人達は少なくないという。
夏季のスポーツ大会を根本的に見直すべき
神奈川の中村FAコーチ、埼玉県サッカー協会の面々ともに口を揃えたのが、子どもたちを熱中症から守るためには「小中高の活動年度を変更するしかない」という抜本的改革だった。活動期間を6月終わり、9月始まりにする。そうすれば欧州と同じように、7、8月の夏休みをシーズンオフにする、もしくは軽めなトレーニング期間に設定できる。ただ、これを実現するには大学に至るまですべての教育現場の入学移行が必要なため、容易くないという声が根強い。
永島教授によると、子どもは体が小さいので外気温からの影響を受けやすいという。体温(36~37度)より外気温が大きくなると、体重に対して体の面積の大きい子どもは熱中症になりやすい。またこの「体温越え」が危険だとよく言われるが「実は体温より低いところでも問題なのです。気温が34度ぐらい以上からは、発汗による、より強力な体温調節が必要になります」と注意を促す。
皮膚表面の温度より外気温が高くなると、皮膚血管拡張がおこっても熱を環境に逃すことができなくなる。逆に熱を体に取り込むことになり、大人も子どもも危険にさらされる。だから、気温が36~37度以上を記録すると「体温より高い」ことが注目されるわけだ。ただし、教授が言うように、体温越えでない環境でも湿度が高くなると大人も汗をかけなくなるので注意しなくてはいけない。
また、飲水しても吸収されるまで時間がかかり、発汗のタイミングはコントロールできない。さて、一体どうするのが一番いいのだろうか。
「どうするか?やらないのが一番ですよ。ただ、僕も、よく考えずにやらないという選択をするのは好きじゃない。お話ししたように認識を変えたうえで、可能な限りの工夫をすることです」
今こそ大人は知恵を絞るべきだ。
永島教授によると、子どもは体が小さいので外気温からの影響を受けやすいという。体温(36~37度)より外気温が大きくなると、体重に対して体の面積の大きい子どもは熱中症になりやすい。またこの「体温越え」が危険だとよく言われるが「実は体温より低いところでも問題なのです。気温が34度ぐらい以上からは、発汗による、より強力な体温調節が必要になります」と注意を促す。
皮膚表面の温度より外気温が高くなると、皮膚血管拡張がおこっても熱を環境に逃すことができなくなる。逆に熱を体に取り込むことになり、大人も子どもも危険にさらされる。だから、気温が36~37度以上を記録すると「体温より高い」ことが注目されるわけだ。ただし、教授が言うように、体温越えでない環境でも湿度が高くなると大人も汗をかけなくなるので注意しなくてはいけない。
また、飲水しても吸収されるまで時間がかかり、発汗のタイミングはコントロールできない。さて、一体どうするのが一番いいのだろうか。
「どうするか?やらないのが一番ですよ。ただ、僕も、よく考えずにやらないという選択をするのは好きじゃない。お話ししたように認識を変えたうえで、可能な限りの工夫をすることです」
今こそ大人は知恵を絞るべきだ。
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