2023年12月31日日曜日

現代AI講座 その5:会社のハードディスクはどこにある

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 現代は本当に奇妙な時代。
 当たり前が当たり前と感じられない人が多く存在する時代かもね。
 
 会社の情報。顧客情報やら製品の設計図。
 これらはひと昔前は、会社の文書室にあった。
 図書館みたいところに紙に書かれたものが保存されていた。
 
 今は会社のメインコンピューターの大きなハードディスクに保存されている。
 そこにアクセスできれば、会社の全て、秘密やら新製品の情報やらが全部見られるだろう。
 だがもちろんだが、おいそれとは見ることは出来ない。
 
 だが簡単にそれを閲覧できる人がいる。
 その大きなハードディスクを管理している人だ。
 
 皆はきっと思うだろう。
 その大きなハードディスクは、その会社の人が管理しているだろう、と。
 それは10年前の話。
 
 もうハッキングやら、成りすましやらから、ハードディスクを守るのはかなり大変である。
 だから今は・・そのようなハードディスクを管理する管理会社がをれを管理している。
 先も述べたが、ハードディスクを管理するのはかなり大変だし、高度な技術を要する。
 また、スケールメリットもある。
 小さい会社が小さなハードディスクを守るより、大きな会社が大きなハードディスクを守る方が効率が良い。
 というわけで、そのような管理会社は今世界に4つくらいしかない。4プラスαか。
 
 大きくは、Google、アマゾン、マイクロソフト、そして中国しかない。あとあえて言えば、ロシアにイスラエル・・か。
 
 誠に滑稽ではないか。
 会社は必死に商品の改良、開発に励み、その秘密を守ろうとしている。
 しかし、それを預けている先はその気になれば自在にその秘密を見られるのである。
 
 まあ、私の想像であるが・・・想像するしか我々にすることは出来ないが・・・
 ダイハツ そのハードディスクは外部にあり、また、内部からは職員が盛んにラインやら何やらで、重大な赤裸々な秘密を外部に語っている。
 
 一方で彼らは世界を動かすくらい大きな勢力で、彼らがおそらくEVを推進している。
 彼らにとって、ダイハツは小さいながらも小うるさい虫。
 
 こんな事情なら潰そうと思えば簡単にクシャッとやれるのではないか。
 
 こんなつまらないことから、自分や自分の会社を守るためには・・・
 ● 常に自分の発したデータがどこにあるのか、つまり、ハードディスクがどこにあるのか大いに意識すること。
 自分の組織のデータはどんなに苦しくても辛くても自分で管理することであろう。
 
 当たり前のことではないかな。
 このような当たり前のことが、なぜかこの現代、蔑(ないがし)ろにされている。
 

 
参考ブログ 拙ブログ 令和四年10月26日作

大きなデータを扱うクラウドを管理できる者は、今、世界に4者しかいない

https://thirdstreet3.blogspot.com/2022/10/4.html 

 

 

現代AI講座 ダイハツはやられた 令和5年12月31日 小目次

 https://englishbeyondnatives.blogspot.com/2022/07/471.html

 

 
  

 

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