ブログ総もくじ 伏見啓明整形外科公式サイト Coロナ関連記事目次 今、電子カルテがあぶない 個人情報談義 目次
お医者様である方は何か怖いものをお感じにならないのだろうか。
というか、国民の皆様方は何か空恐ろしいものを今お感じにならないのだろうか。
というか、国民の皆様方は何か空恐ろしいものを今お感じにならないのだろうか。
我々が頻繁に使うネット、ですね。
ここに我々はいろいろな情報、記事、書き込み、おしゃべりを日夜上げているわけです。
それはほとんどすべてどこかのハードディスクに収まっているわけです。
そして、そのハードディスクの管理者はそれらをいつでも閲覧できるわけです。
例えばメールで誰かに何かを送ると、そのメールの管理者はそのメールの内容をいつでも見れるわけです。誰がいつ何を書いたが、はすべて分かるわけです。
私が何度も言っているラインもそうです。
ラインで何かをお話しすると、ラインの管理者・・・これは韓国の会社でそのハードディスクは中国人が管理しています・・が、彼らはいつでもこれを見られるわけです。
皆様平民のおしゃべりなどには彼らは何の関心も持たないと思いますが、着実に彼らはそれを蓄積しています。
その平民の誰かが出世して彼らにとって有用な人間になるかもしれません。
政治家になったり、有力な技術者になったり・・・です。
そしたら彼らは10年前か15年前かの昔々の情報をもとにいろいろなことを言ってくる可能性があります。それを怖いとは思いませんか。
きっとボロボロにされます。
ハードディスクを管理するものが、その中のすべての情報を鷲掴みにできるのです。
ハッキングなどせこいことをもはやする必要などありません。
このような大きな情報を貯めておける大きなハードディスクを管理できる者は、今世界に4者しかありません、というと驚かれるでしょうか。
参考記事:
大きなデータを扱うクラウドを管理できる者は、今、世界に4者しかいない 2022年10月26日
そうすると、電子カルテ 特にクラウド型電子カルテはどうでしょうか(註 電子カルテには、院内にハードディスクを置くオンプレ型と電子カルテ会社にハードディスクを置くクライド型がある)。
皆様のカルテがクライド型のものであったとすると、患者さんの診察をされてカルテに書き込むとそのデータはハードディスクにあるわけです。電子カルテ業者のハードディスクにあるわけです。
電子カルテの業者はこの情報をきちんと守っているのでしょうか。
そもそも我々の診療情報を収めているハードディスクをその会社は管理しているのでしょうか。皆様のおつかいの電子カルテがクラウド型であったら、その業者の人にお尋ねしてみたら良いと思います。面白い事を言い出すと思います。
おそらく、ハードディスクを管理はしていません。
つまり我々の診療情報はどこかの見知らぬ人のところにあるわけです。
これは大変怖い事です。
かてて加えてですよ・・・2030年から政府は電子カルテを一元化して共通の電子カルテにして、強制する、義務化する、と言っているのです。
これを恐ろしい事とお感じになりませんか。
日本国民の診療情報を誰かが一手に握る事になるのですよ。
しかし、医師会など医師同士で話し合いをしていると、むしろカルテの一元化を歓迎するような雰囲気も意見もある。
それはそれで良い。ただ、いくら便利でも診療情報が漏れていては元も子もない。そのようなシステムは使い物にならない。いろいろ便利な点を話し合うのは良い。
しかしむしろ我々の診療情報を守るぞ、というお医者様の皆様の強い心意気やご意思を見たいものです。
私のところは紙のカルテです。
患者様の診療情報は他に流れていく事は絶対にありません。
それが私の誇りとするところです。
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