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本日、第3回コロナ後遺症研究会があったので、そこで供覧した症例である。
24歳女性
西日本のとある主要都市でマスコミ関係の仕事をしている元気で闊達な女性。
コロナワクチンを2回接種。
その1年後にコロナを発症。
以後、倦怠感、下痢、嘔吐、下肢に力が入らず歩けない、と言う症状が出現。
アパートの中でも這って生活していた。仕事も長期休業。
職場のある都市の病院を転々とするも好転は見られなかった。
母親が見かねて地元の札幌に連れて帰ってきた。
札幌でもいくつか病院を回るも確たる治療はなかった。
症状出現してからかれこれ2ヶ月ほどして当院受診。
母親の肩にぶら下がって歩いている感じである。
院内は車椅子で移動してもらった。
今まで行った医療機関で検査は全て行われていた。
脳、脊髄に異常なし。
甲状腺などのホルモンも異常なし。
循環器、消化器等にも異常なしとのことである。
1年前にワクチンを打っている。
このような人がコロナに罹ることをきっかけに症状が出現することがある。
ワクチンを接種しているのでワクチン後遺症として治療(コロナ後遺症でも治療はほぼ同じであるが)
イベルメクチン(3mg)を4日間で3錠内服。
タチオン200mg 4アンプル ソルデム3A 300ml とともに点滴。
1週間後受診。この時は自力歩行可能となる。
その後治療を続け、自分でスーパーマーケットで買い物ができるようになった。
当院で治療して2ヶ月後に職場に復帰する、と言って、職場のある西日本に帰った。
どうなったかと思い、1年後に電話すると元気で働いているとのこと。
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特に選りすぐった素晴らしい症例を挙げたわけではない。
このようなケースは珍しくはない。
下肢に力が入らない、あるいは激痛がある、と言って来院されるケースが多くはないがある。
このようなケースにタチオンの点滴が劇的に効くと言うことも経験上分かっていた。
激烈な下肢への痛みが点滴直後に消失していたケースも経験したことがある。
と言いつつも、1週間後の診察の日に歩いて当院に来られたのを見て非常に嬉しかった。
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会合での質疑
コロナ後遺症、ワクチン後遺症でイベルメクチンにエビデンスはあるのか、というご質問。
エビデンス、と言う言葉は慎重に使っていただきたいなあ、といつも思う。
エビデンスには三要素が必要
1)科学的な知見。
2)民衆の理解と同意
3)時間
これに関しては拙ブログに記事を書いたので参考にしていただきたい。
佐藤仁さん 急逝 あれかな? エビデンスの三要素を語った
エビデンスなどよりも大事なものがある。
それは医師の臨床経験である。
私の報告だけでは信用できないかもしれない。
「イベルメクチン、タチオン、それ何よ」と言うのが、今日の会議の参加者のたぶん偽らざる本音であろう。
しかしそれで良い。
これからこのようなことに関心があれば、身近な医師から、似たような報告を聞くであろう。
すると信用できるようになるだろう。
もし本当に関心があれば、雪の溶ける前くらいまでに3度くらいきっと同じような話を聞くであろう。
3度ほど聞いて興味があれば念入りに聞いてみるのも良いと思う。それはエビデンスなんかよりもずっと大事な情報であると思う。 なぜならそれは自分で集めた情報であるからだ。
ここで一言だけ付け加える。
私がワクチン後遺症を始めたのは去年の6月くらいであった
。この頃は3度目の接種が始まったばかり。
この頃はイベルメクチンは実際によく効いたのである。
面白いほど効いた。
しかし、時が経ち、ワクチン接種も進み、後遺症に悩む時間が長くなってきた。するとイベルメクチンの効きは悪くなって来ている。これも私の臨床経験からくる現実である。
同じようなことを何人もの医師から聞くのである。
このような情報こそ大事であるのではないかな。
もちろん盲信は慎むべきであろう。
小目次
コロナ後遺症ワーキングチームの講演会と会議に参加して
1. ワクチン後遺症とコロナ後遺症の違い
2. 症例 コロナ発症後に歩けなくなってしまった24歳女性(1年前に2度ワクチン接種)
3 コロナは本当は恐ろしい病気なのか 何を信じたら良いのだ
12月の医政委員会 の解説
診療所の報酬引き下げを 財務省(令和5年12月18日)
仲違いして潰してしまう 財務省の見え透いたやり方 (令和5年12月18日)
病院はどうやっても赤字 (令和5年12月18日)
初の国産ワクチン と息巻いているが・・・(令和5年12月18日)
8割おじさん 西浦教授 ワクチンがコロナによる死者を97.2%減らした(笑)
(令和5年12月18日)
零売 名古屋の大手零売 撤退 (令和5年12月18日)
電カル共有 診療の秘密をないがしろにして良いのか(令和5年12月18日)
他の人のことを考えているか コロナ騒動で我々はどのように行動したのか(令和5年12月18日)
他人のことを考えられるか 電子カルテ義務強制に迂闊に賛成するな (令和5年12月18日)
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これが小生のブログの大元の目次です
当院の公式ホームページです。新しくしました。
当院の開院以来からあるホームページ。時代を感じさせるものとなりました。
AdobeGoLiveで作っています。
今も使っています。
現代英文訓読法 目次 (新渡戸稲造 武士道もここにあります)
英語を簡単に読むことができるように工夫して実践してみました。
漢文の訓読の発想を英語に取り入れてみました。
当院の以前のブログ インテリジェンス・ダイエット(2000年4月から2014年9月)
以前のブログです。目次を一覧表にしました。
自分の書いたものを残すと言うことは本当に難しいものです。
電子カルテについていろいろ考えてみました。
小生自身は紙カルテを使用しております。
高校時代に勉強した「新々英文解釈研究」を研究しています。
現代英文訓読法と「やわらかな暗記」で 「新々英文解釈研究」をしっかり素早くマスターできるようなものを作りたいと思っています。
英語革命を目指しています。
個人情報とは何か。これが漏洩することは何を意味するのか。これを問います。
個人情報とは「個人秘密情報」であり、これが漏洩することは「奴隷」になることを意味します。
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